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Garoop Novel

ガルちゃん外伝

ガルちゃん外伝 ― 正しいことを、正しく

Garoop NovelCh.08
長崎に戻ったその夜、ガルちゃんたちは原因を突き止めた。薬の質問を判定する仕組みが、ある言い回しのときだけ働いていなかった。ナオミと二人で徹夜して直し、翌朝、利用者の保護者全員に、何が起きて、どう直したかを書いて送った。隠す理由は一つもなかった。五日後、メールが届いた。――未来ファンドは、ポケットラボへの出資を決定しました。本文の最後に、鷹野の一文が添えられていた。『どんな場面でも正しく振る舞える者は、そう多くありません。あの三十分で、あなたは考え、判断し、手を動かし、そして一度だけ冗談を言った。その置き場所まで、正確でした。私たちは、正しいことを正しく行える創業者に賭けます。正直に言えば、あなたの隣で育っている二人が、この先どんな大人になるのか。それを見届けるのが、いちばんの楽しみです』ナオミが読み終えると、事務所はまた爆発した。陽向は泣き、ベビーはポケットの中で跳ねた。ガルちゃんは一人、窓辺に立って港を見ていた。草原を出た夜のことを思い出していた。空の読み方を、もう一つ覚えてくる。あの約束は、まだ途中だ。「ママ、次は?」「次」と、ガルちゃんは言った。「確かめる。そして、続ける」
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🎉🎉 最後まで読んでくれてありがとう!